禁煙外来

禁煙外来とは?

ニコチン依存症は治療が必要な「病気」です。

やめようと思っていても、やめたくてもやめられない状態を依存といいます。
タバコをやめられないのは、あなたの意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因です。
このような喫煙習慣は「ニコチン依存症」といわれ、治療が必要な病気とされています。意思の問題だけでなく、たばこがニコチンという薬物の依存症であるという認識を持ち、禁煙には治療が必要であるという認識が必要です。

タバコを止める方法

新しい治療法として、飲み薬による治療があります。
バレニクリン(商品名:チャンピックス)という飲み薬はニコチンを含まないお薬です。『ニコチン切れの症状』を軽くするだけではなく、 タバコをおいしいと感じにくくするという効果を併せ持つため、楽に禁煙をする事ができます。

バレニクリン
バレニクリン
  • ・健康保険が使えます。
  • ・ニコチンを含まない飲み薬です。
  • ・禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制します。
  • ・禁煙を開始する1週間前から飲み始め、12週間服用します。

その他に、従来からある方法としての、ニコチンガムやニコチンパッチといった方法もあります。

ニコチンパッチ
  • ・健康保険が使えます。
  • ・ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。
  • ・毎日1枚を皮膚に貼り離脱症状を抑制します。
  • ・禁煙開始日から使用し、8週間の使用期限を目安に貼り、薬のサイズを大きいものから小さいものに切り替えて使用します。
ニコチンガム
  • ・薬局薬店で購入します。
  • ・口の中の粘膜からニコチンを吸収させるガム製剤です。
  • ・タバコを吸いたくなった時に、1日1回をゆっくり間をおきながら噛み、離脱症状を抑制します。
  • ・禁煙開始日から使用し、12週間の使用期限を目安に使用個数を減らしていきます。
このページのトップへ

健康保険を使った禁煙治療

健康保険を使った治療を受けるためには、以下の4つの要件を満たす必要があります。

  1. 1)ニコチン依存症を診断するテストというのがあり、そのテストで5点以上であること。
  2. 2)1日の平均喫煙本数に喫煙年数を掛けた数字が200点以上あること。
    例えば、1日に10本以上吸っていて20年以上吸っている場合は、10本×20年で200以上となります。
  3. 3)1ヶ月以内に禁煙を始めたいという意思があること。
  4. 4)禁煙治療を受けることに文書で同意していること。

健康保険を使った飲み薬による禁煙治療

健康保険を使った禁煙治療では、12週5回の診察(初回、2週目、4週目、8週目、12週目)を受けます。 毎回の診察では禁煙補助薬バレニクリンなどの処方を受ける他、吐く息に含まれている一酸化炭素濃度を測定したり、 禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けます。

禁煙開始からゴールまで

このページのトップへ

健康保険を使った治療でかかる費用

健康保険を使った禁煙治療にかかる費用は、自己負担分を3割とした場合、正式の呼吸機能検査などを実施しなければ、 12週間合計で約19,000円前後になります。
これは、1週間当たりに換算すると1,600円程度となり、毎日20本のタバコを吸う方なら、1箱440円として約3日分のタバコ代に相当します。
健康な体を取り戻していろいろな病気になりにくくなるという点から考えても決して高い金額ではないと思います。

料金表

  • (※1) 禁煙のみを目的に治療を受けると仮定。
  • (※2) 禁煙補助薬のみ処方されると仮定。
  • (※3) 禁煙補助薬を標準的な用法・用量で使用すると仮定。
  • ※ 上記費用は2008年4月に改定された診療報酬点数に基づいて算出。
このページのトップへ

治療法別 成功率の比較

ニコチンガムやニコチンパッチによる治療法では、成功率が約20~30%と低いのが実情で、
この新しい飲み薬バレニクリンによる治療法では、成功率が約60~80%と高い状況にあります。

特にニコチンガムでは、タバコをやめることはできても、ニコチンガムがやめられずガム中毒になってしまうこともあるようです。 また、ニコチンパッチによる治療では、血中のニコチン中毒の上がり方が、 実際にタバコを吸っている場合とは同じようにはなりにくいという点が指摘されています。 このためにタバコをやめにくくなるようです。

このページのトップへ